食べ終わったミカンの種を植えてみたら・・

投稿日:2019年8月10日


[画像がありません]食べ終わったミカンの種を植えてみたら・・

食べ終わったミカン(八朔や甘夏、日向夏など)の種を植えてみました。このとき私は、芽が出てそれを大切に育てたら食べたミカンと同じようなものが実るに違いないと思っていました・・。問題は発芽するかどうかだ!と思っていました・・。

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出るわ出るわ。2月から4月にかけて食べたミカンの種をすべて集めて、あちこちに植えました。温かくなってきたら、どんどん出ます。生ごみを堆肥にすべく余った土に埋めたりもしているのだけれど、そこに混ざっていた種も発芽しました。

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しかし・・種から育てても期待しているような結果にはなりそうもないことに気づき抜きました。種から育てたものは、元と同じ実が成るとは限らない。美味しい実がなるミカンの木になるとは限らない。遺伝子が違うから、だそうです。深い・・なんだか深い話です。父親と母親の血を引き継いでいるからといって、同じ人間になるはずなどない・・そんな話?!

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「桃栗三年、柿八年」とはよく知られているけれど、続きがあるそうで。「柚子の大馬鹿18年」! 柑橘は幼木状態が長く続き、実をつけるまでに長い長い時間がかかるそうです。老木となり、子孫を増やそうとするから実をつけ種を落とす、そうなるまでに18年もかかると。だから、果樹の苗は接ぎ木で作られます。いろいろな品種が生まれてきているミカンですが、長い長い時間をかけて品種改良されたものなのね・・と感謝していただくこととし、種から育てることはあっさりやめました。今年の秋にでも、普通に苗木を買ってきて八朔や日向夏を植え付けようかなと思っています。



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