投稿日:2019年9月7日
今年収穫した巨峰です。今年は天候不良だったのか、例年ほど甘くありません。酸味が強いです。しかーし!!毎日食べているうちに、とてもとても甘い粒の巨峰があることに気づきました。しかもそれには特徴があるのです。
紫色が濃いほど甘い・・というのはすぐわかりそうなものですが、色が同程度でも甘いのと酸っぱいのがある。ほぼ100%「種が無いと甘い」でした! 味もいいです。お店売っている巨峰と変わらない味がします。ひょっとして・・。
種無し化すると甘くなる? 種無しブドウとは、そういう品種なのかと思っていたのですが、そうではないそうです。ジベレリン処理といって、種無しにする処理をすることによって種なし葡萄はできているのです。ジベレリンとは、ある種のホルモンの総称なのだそうで、植物は子孫を残そうと種を作りますが、ジベレリン処理することにより、種を作らなくなります。すると、種を作るより自分の実を充実させることにパワーを使うようになるため、実が大きくなったり味がよくなったりするのだとか。
その事実は知っていたけれど、ウチは特に食べるとき種をペッと出すのが嫌だとかそういうこともないし、一体どのくらい味が変わるのやら、と半信半疑でやったことはないのですが、種のない粒とある粒とで、こんなにも甘味に違いあるとなると、ジベレリン処理をしたら粒ぞろいに甘いブドウができるのかもね、と思いました。来年は、やってみるかな・・!
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